≪バラが初めての方のおすすめタイプ≫
まずは木立性四季咲きのフロリバンダローズをおすすめします。
フロリバンダとは「花が多い」とか「花束」とかの意味がありますが、一本の枝に複数の花が房になって咲く種類のバラです。
コンパクトに育てられますので鉢栽培にも向き色の豊富さ、花数の多さ、繰り返し咲く性質など花壇には最適の品種です。
つるバラの楽しみ方~仕立て方
- お庭やベランダでつるバラを育ててみませんか?
- 広いお庭がなくてもつるバラを植えて立体的に風景を作ることができます。
- フェンス、アーチ、オベリスク、パーゴラなどに誘引すると立体感と奥行感が増してバラの満開時には特別な空間が生まれます。
- つるバラは伸びる長さ、伸びる方向、枝の太さ、枝の性質、咲き方などさまざまなタイプがある分いろいろな仕立て方が自在にできます。
- つるバラは鉢で育てることもできます。(深い鉢を使用)
鉢栽培の場合できれば一年に一回づつ冬期に新しい用土で植え替えると花付きがよいです。
又は鉢土の上部三分の一の土を交換されるとよいです。
- つるバラを育てる楽しみは冬期の剪定~誘引時にあります。
春の満開をイメージして枝を誘引結束していきます。
その結果が数ヵ月後に表れますね…。
【タイプ別つるバラ】
Aタイプ
- 樹高3m以上(フェンス・パーゴラ・ドームなどに)
- 一般的につるバラとして流通しているのがこのタイプ
- 花は小輪から大輪まで。シュートが上に伸びていきます
- 花形は平咲き、ポンポン咲き、カップ咲き、ロゼット咲き、剣弁咲きなど
- 咲き方はは一季咲き、返り咲き、四季咲き
- このタイプは特に高さと幅のある壁面などに利用するとみごたえがあり、特に中輪種の利用範囲は広いです
Bタイプ
- 樹高2m~3m位(フェンス・アーチ・オベリスクなどに)
- シューブラローズと呼ばれ半つる性とも言われるタイプ
- イングリッシュローズやフレンチローズ又はオールドローズの一部がこのタイプです
- 花は小輪~大輪まで
- 花形は平咲き、ポンポン咲き、カップ咲き、ロゼット咲き
- 咲き方は返り咲き、四季咲き
- このタイプはやや短く剪定しても咲くタイプなので利用範囲は広いです
Cタイプ
- 樹高4m以上(フェンス・パーゴラ・ドームなどに)
- ランブラーローズと呼ばれます
- しなやかな細枝性で葉も小さめで誘引しやすいです
- 花は小輪~中輪で房咲きします
- 多くは一季咲きで花のない時期も葉が美しいです
- 病気にも強く、日陰でも花をつけてくれます